子ども、とくに中学の息子のネットのアダルトサイト侵入を防ぐため
家のPCにはブロック・ソフトをインストールしてある。
しかしネット上の無数のサイトや無限の更新はカバーできない。
しばしば息子の<痴的好奇心>がソフトを負かしてしまう。
ちょうど更新期限が過ぎたので別のソフトに乗り換えてみる。
中学生の男の子なんだから性的好奇心はあって当然だ。
しかしネットの世界のエロ・グロは中学生にはあまりにきつすぎる。
大人になってからで十分である。
一番気に食わないのは今の子どもが何の努力もせずに
そのような情報を手に入れることができるということ。
クリックひとつで何でも手に入るのだ!
父親の頃はそれこそ涙ぐましい努力が必要だった。
今でこそコンビ二や駅の売店でもヘアヌード雑誌が買えるが
そのようなものは努力と根性なくして手に入るものではなかった。
中・高時代はまだ裏本は存在せずビニ本時代である。
ラグビー部のだれそれがビニ本を仕入れた
という情報が流れてくれば部活帰りに仲間が集まり
新聞部のだれそれがアメリカ版プレイボーイを手に入れた
と聞けば自転車飛ばして馳せ参じたものだ。
あぁぁ・・・ しかも、、、
そのプレイボーイにはマジックが塗られているのだ!
マジックを消すためにシンナーやマーガリンなど
さまざまな必死の試行錯誤が繰り返される。
ようやくマジックを消したところで今のコンビニで売られている
男性週刊誌ほどの刺激もないたわいのないものである。
それにしてもなぜあの情熱と努力を勉強に回さなかったんだろう?
息子よ。。。
何かを手に入れるためにはそれだけの努力が必要なのだ。
簡単にアダルトサイトを見せるわけにはいかないよ。