ボランティアでスポーツ少年団の小学生と中学生を指導している。
スポーツの秋。今週はなかったが週末は試合が続く。
そこでいつも問題になるのが選手選考だ。
ワクの考えはきわめて単純だ。
強い者から試合に出す。
学年は関係ない。
一部の保護者は勝利至上主義のように言うがそうじゃない。
当たり前のことだ。強い順だ。それがワクのやり方だ。
それによって選手はチームの代表としての誇りをもつ。
だから子どもはレギュラーになろうと努力する。
試合にでない子は代表を応援する。
自分たちの代表だからだ。
今年の3月の中学3年生のお別れ会の時の話。
小学・中学と一度も公式戦メンバーになれなかった子が二人いた。
その二人の子にメダルを贈ろうという声が一部の母親から出た。
もちろんワクは即座に否定した。とんでもないことだ。
なぜわからない。彼らには彼らの誇りがあるのだ。
その誇りとは小・中学をとおして頑張った誇りだ。
それは市販のメダルなどでは表現できない
尊いスポーツマンの誇りなのだ。