こう寒くなってくると<釜揚げうどん>の出番だ。
茹で揚げた麺を締めずにそのままあつあつをどんぶりに。
茹でた熱いお湯をどんぶりいっぱい上から注ぐ。
濃いめのつけ汁。青ねぎとゴマをふる。
小麦粉の香りが舞い上がり
ダシと醤油とねぎとゴマが刺激的する。
体中が温まる瞬間だ。
九州の釜揚げは意外と繊細だが讃岐の釜揚げは荒削りだ。
腰のある麺にイリコダシは迫力満点である。
「長田うどん」
仲多度郡満濃町
日本一大きい池
満濃池の近くです。
今この釜揚げうどんが進化している。
かつて釜揚げうどんといえば前述の釜揚げうどん。
最近は溶き卵を絡めて醤油をかける「釜玉」
釜揚げうどんをかけうどんにする「釜かけ」
釜揚げうどんをぶっかけにする「釜揚げぶっかけ」
など多彩なバージョンを展開する。
なかでも「釜玉」はあの某全国チェーン店のメニューにも
採用されるほど今やメジャーに。
家庭でも簡単につくれるのでお勧め。
温めたどんぶりに卵を割り入れて溶く。
冷凍麺を茹で上げる。
お湯を切ってどんぶりへ。
市販のつけ汁を注ぎ麺と卵とダシを絡める。
ねぎとゴマをまぶす。
1玉じゃ足りない。2玉は欲しくなります。
「山越うどん店」
釜玉の元祖
今や長蛇の列です。
釜揚げ卵うどん150円。
*写真は
讃岐うどん遍路さんより。