『キリング・フィールド』(The Killing Fields)1984年
昨夜NHKのBSで放映していたので見てしまった。
たぶん4回目だと思うんだけどどうしても見てしまう。
ポル・ポト政権によるカンボジア大虐殺時代が舞台。
ピューリッツァー賞を受賞したニューヨーク・タイムズ記者の
実体験がもとになっているドキュメンタリータッチの映画である。
胸が締めつけられたりドキドキしたりしながらも
友情や家族や歴史や政治や正義について考える。
カンボジア人の通訳を演じたハイン・S.ニョールはもと産科医である。
ポル・ポト支配の間は彼自身が映画以上の悲惨な体験をしたという。
彼は1996年にロサンゼルスの自宅前で銃撃され亡くなった。
ラストシーンに流れる「イマジン」。すべてのシーンに音楽が効果的だ。