朝早くから少年剣道の試合の審判だった。
今日の試合は個人戦では最大の試合で
1年間の総決算のメインイベントである。
思えば3年前。息子が小学6年生の時だ。
春の団体戦を征し今日の個人戦も優勝した。
閉会式には大きな優勝旗をもつ息子がいた。
将来どんな剣道選手になるのか。
みんながその強さに目を見張った。
たとえ高校に入っても剣道はしないという。
アルバイトをしてバイクを買いたいらしい。
昔の息子も今の息子もおいらの息子である。
たしかにそれはちゃんとわかっているつもりだ。
いつだって自慢の息子だ。大切な息子である。
一生懸命に戦う少年剣士を見ながら目頭が熱くなった。
頑張れ。今を大切に。力の限り。心を込めて打ち込め!