オリンピックであろうがワールドカップであろうが
草野球であろうが体育の授業であろうが・・・
試合に誤審はつきものである。
今日は剣道の社会人の部の審判をしたが
おそらく2本か3本くらいは間違えたであろう。
もともと剣道の試合の審判は見極めがとても難しい。
だから3人制になっていて一人の間違いを補い合う。
それでも試合にはミスジャッジがつきもので
剣歴の長い剣道家は誤審に関して寛容である。
選手時代はみんな誤審に泣かされたり逆だったり
じぶんが審判になってからも誤審に悩むからだ。
もちろん誤審に寛容だからといって忘れるわけではない。
あれは30年近く前のこと。ワクの高校生最後の試合だ。
おいらが放った乾坤一擲(けんこんいってき)の「胴」は
審判一人しか旗が上がらず一本にはならなかったが
あれはたしかに一本だったと今でも確信している。