かつて「共通一次試験」というのがあった。
1979年から1989年までの10年間である。
ワクはこの1期生で共通一次1年目の受験生。
高校生のワクは受けるつもりなかったのだが
浪人したらこの制度が導入されてしまった(笑)
当時の田舎の高校はのんびりしたもので
1学年450人中150人が浪人していた。
今と違って浪人生が溢れていた時代である。
自由な時間がたっぷりあって楽しかった。
で。いやおうなしに共通一次試験がスタート。
不運といえば不運。身から出た錆とも言う。
共通一次試験の試験会場は高松市。
ワクの住んでる街から遠かった。
そこで浪人仲間は試験の前日から
高松市内の旅館に泊り込んだ。
ところが若い男の子たちの集まりである。
試験前日といえどもおとなしくはしてない。
夕食は焼鳥屋で取りそのまま2次会へ。
(当時はカラオケボックスもなかった)
充分に酔っ払って(?)旅館に帰ったのだが
一人が「財布を落とした」と青い顔である。
もちろんみんな戻って探しに行く気はなく
その友人は失意のうちに試験を受けた。
そして彼だけが2浪の道を歩むことになる。
なぜ試験が終わるまで待てなかったのか。
みんなアホとしか言いようがないのだけど。
そんな牧歌的な時代が〈たしかに〉あった。
【付記】彼の名誉のために付け加えておくと。
彼は後に某国立大学の准教授となり
才媛の教え子を奥様にすることになる。
【続・付記】彼を偲んで付け加えておくと。
2011年3月11日。東日本大震災の当日だ。
彼は末期癌で余命半年の宣告を受けた。
5月の東京出張の際にワクは彼を見舞った。
彼は痛々しく痩せてまるで別人のようだった。
その翌日。友は51歳の若さで旅立つ。
見舞いに行く途中の電車の中から
建設中の東京スカイツリーが見えた。
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