大人の数だけ。親の数だけ。家庭の数だけ。教師の数だけ。
教育についての考え方がある。
世の中にはさまざまな教育観がある。
したがってしつけや育児は十人十色である。
ところがこの数多くの教育についての考え方を
似たもの同士くっつけていくと二つに分かれるらしい。
一つ目は子どもを<粘土>のように考えるタイプ。
子どもは柔らかい粘土のようなので
いい形に大人が練って作ってやる考え方。
「鉄は熱いうちに打て」という諺である。
二つ目は子どもを<植物>のように考えるタイプ。
子どもは植物のようにすくすくと育つので
芽が出て茎が伸びて花が咲くのを待つ考え方。
「まだ歩かぬ子を歩かすことは誰も出来ぬ」という諺にある。
オムツは「とる」ものか「とれる」ものか?
子どものオムツはトイレット・トレーニングをして「とる」ものだ
と考える親は典型的な「粘土」タイプである。
子どものオムツは子どもが成長していって「とれる」ものだ
と考える親は典型的な「植物」タイプである。
さて。あなたの(育てられ方)&(育て方)はどっちのタイプかな?