最近は讃岐うどんも全国チェーン(セルフ)が拡大している。
そのうちのひとつをワクはよく利用していたのだが
その店もいつの間にか悪い方に変化している。
讃岐うどんはかけうどんと釜揚げうどんに大きく分けられる。
ざるうどんやカレーうどんは前者で釜玉はもちろん後者である。
違いは茹でた麺をいちど洗うか洗わないかである。
釜揚げの場合は茹でたてを締めずに熱々で食べる。
したがって茹で揚がるタイミングによっては
次の麺が揚がるまで時間がかかる場合もある。
この全国チェーン店。前はちゃんとした方法だった。
だからタイミングが合わなければしばらく待つ。
ところが最近は待たなくてよくなっている。なぜか。
釜の中に麺を溜めておいてそこから出しているのだ。
讃岐人ワクとしてはこれはとうてい許し難い。
釜揚げは揚げたてを食べるから釜揚げなのだ。
これでは釜だめうどんではないか。
さぬきうどんの看板を下ろしてほしい。