福岡のラーメン屋さんでは麺のおかわりができる。
「替え玉」(県南部では「替え麺」と呼ぶ)である。
麺を食べ終え「替え玉ちょうだい」コールをすると
ゆでた麺が器に入ってくる(ザルからの場合もある)。
それをどんぶりに入れて後半戦突入なのだ。
博多のとんこつラーメンは細麺である。
だからゆで時間も早いし伸びるのも早い。
そこで福岡の店では「替え玉」が発達したらしい。
(ちなみに「替え玉」も「大盛り」も値段は同じ)。
じつはワクは「替え玉」より「大盛り」が好きで
「大盛り」メニューのあるところではそちらを頼む。
「替え玉」の後半戦は味が落ちる(気がする)。
スープがぬるくなるし味も薄くなる(からだと思う)。
だけどこのあたりには「替え玉」メニューしかない店もある。
その場合ワクは注文と同時に「替え玉」を頼むことにしている。
そうするとラーメンと「替え玉」が一緒に運ばれてくる。
その「替え玉」をラーメンの上にぶっかけて食べる。
ラーメンに麺をトッピングしたラーメンである。
(ビジュアル的にいささか問題を残すけれど)。
眼前の食物をいかにして美味しく食べるか。
食いしん坊はこういうことにはうるさいのだ…。
「替え玉」はふつうこんな風に出てくるんだけど
高校生だと「替え玉」を2回(!)する輩もいる…。