「マシュマロテスト」という有名な実験がある。
4歳の子どもにこう伝えてその場を去る。
「ここにひとつのマシュマロがあるけど私がいない間(15分)
食べるのを我慢できたらもうひとつマシュマロをあげるよ」
さて。どうなったか。
もうひとつもらえた子どもが3分の1で
残念ながら我慢できなかったのが3分の2。
子どもの様子を隠しカメラが写していて。
我慢できなかった子はマシュマロをじっと見てたり
匂いを嗅いだり手で触れたりして最終的にアウト(笑)
我慢できた子はわざと違う方向を向いたり背を向けたり。
で。この実験は1960~70年代に行われたんだけど
この子たちのその後の追跡調査を実施したわけ。
そうすると我慢できた子たちが社会的成功の割合が高くて
その傾向は生涯にわたって続くという結果がでたわけ。
そこでこの実験の結論はこう。
社会的成功の鍵は「自制心」「セルフコントロール」で
その傾向や特性は幼児期からすでにあらわれている。
ワクが思ったのは「人間ってたいして変わらないんだ」と。
やっぱり「三つ子の魂百まで」はその通りなんだなって。
ただし「三つ子の魂百まで」は<数え>なので「三つ子」は
今でいう2歳児のことで2歳半ごろの自我発現期を指すんだけど。
ワクは教育の力を過大視することに危惧をもつ立場で
だからといって教育をないがしろにするのでなく。
教育の力が小さいからこそ教育を大切にしたい(と思う)。
というか。我慢できなかった子もかわいいのだ♪